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Documentsの10年間。ドキュメントビュアーからファイル管理のスーパーアプリへ

Documentsがスタートしてから10周年を迎えました。 10年前、ファイルビュアーのアプリからスタートし、あらゆるファイルアクションを可能にするスーパーアプリを作ることを目標としてかかげました。 私たちは、音声・ビデオ・写真などのファイルを管理できるファイルマネージャー機能、次にアプリ内ブラウザの機能を追加しました。 改良に改良を重ね、ワークフローを効率化するための素早い共有やスマートな提案の機能、VPN接続、PDF編集機能など、ユーザーの生活を便利にするための機能を毎年リリースし続けています。

リリース当初、地味なアプリだったDocumentsは1億ダウンロードを達成し、月間1,200万人ものユーザーに利用されるスーパーアプリに成長しました。 だからこそ、一度立ち止まって、これまで歩んできた道のりを振り返りたいと思います。 ここでは、Documentsの10周年を記念して、このアプリがモバイルデバイスでのファイル管理をどのように変えたのかを見ていきます。

今までの歩み

How Documents has evolved

Documentsは、初代iPhoneのSafariブラウザをベースに開発されたドキュメントビュアーとして、2007年にリリースされました。 当時はApp Storeがなかったため(2008年にオープン)、その実態はアプリとすら言えないものでした。 Documentsの始まりは、ReaddleDocsというSafariブラウザ用のウェブサービスでした。このサービスは、iPhoneでドキュメントファイルを閲覧できるようにすることで、iPhoneでより多くのことができるようにするためのソリューションでした。

2007年のリリースから数か月後、App Store向けの最初のアプリケーションを構築する最初の100のデベロッパーの一社として、Appleが当社を招待してくれました。 この出来ごとは、当社の歴史上最も長いビデオ会議として、Readdleの伝説として今日まで語り継がれています。私たちは、ReaddleDocsをApp Storeで公開するために、約14日間ノンストップでコーディングし続けました。 リモートワークが主流になるずっと前に、私たちはリモートワークを確立したといってもいいでしょう。ReaddleDocsは何年もかけて進化し続け、2013年にDocumentsが正式に誕生しました。

この過程で多くの革命的な新機能が追加され、Documentsが今日のようなファイルアクションのためのスーパーアプリに変わっていきました。そして、何百万ものユーザーが自分のデバイスでより多くのことができるようになりました。 Documentsは今年10周年を迎えますが、その起源は、Readdleが初めてApple製品向けに開発したウェブサービスにまでさかのぼります。

  • WSJ ウォルト・モスバーグ氏 、「iPhoneを価格に見合わせるだけの価値があるアプリ」とアプリを絶賛。
  • 私たちは、実際のiPadを手にすることなく、このデバイスのリークや噂だけを頼りに、ReaddleDocs for iPadの開発に着手しました。
  • iPadで初めてタブ機能を搭載したReaddleのWebブラウザ「Terra」は、アプリに組み込まれました。 現在、Documentsのブラウザ機能は1日に500万回以上も起動されるほど、多くの方に利用されています。
  • ReaddleDocsはこれまでに多くの進化を遂げ、2013年にDocumentsが誕生しました。
  • Wi-Fi TransferやFileDropなど、素早いファイル共有機能をリリースしました。
  • アプリの複数の機能をつなぎ合わせられるスマート提案の機能が公開されました。 これにより、ドキュメントとデバイスをより有効に活用できるようになりました。
  • Apple Siliconを搭載したMac向けのDocumentsをリリースしました。
  • Documents Xをリリースしました。再設計されたユーザーエクスペリエンスやプライバシーを守るためのVPN接続など、多くの新機能が追加されました。
  • 直近のメジャーアップデートでは、強化されたアクションメニューと刷新された拡張機能が利用可能になりました。

Safariベースのドキュメントビュアーから、App Storeの最初のアプリまで、私たちは10年間、ユーザーのデジタルライフをハッピーにするための努力を重ねてきました。 さて、次はどんな10年になるのでしょうか...

今後の展望

私たちは、Documentsを使えば、あらゆるファイルを一元管理できることを目指しています。 そのため、Webブラウザ、メール、メッセンジャーからダウンロードしたファイルも、PCから転送されたファイルも、同じように取り扱えるための機能を今後も充実させていきます。 私たちの究極の目標は、最新のテクノロジーで、ユーザーのデジタルライフをより快適にするためのツールを開発することです。私たちはこれからもこのミッションに専念していきます。

デバイス内の散乱を減らし、心をスッキリさせるための機能強化を続けていきます。App Storeには、現在400万個以上のアプリが存在します。 また、1ユーザーのデバイスには何十ものアプリがインストールされており、何百ものファイルが散在し、そのすべてを管理するのはとても大変なことです。 私たちは、誰もが自分のファイルを1か所に保存、管理、利用できるようにするために、Documentsを作りました。

そして、誰もが快適に使えるようなユーザーエクスペリエンスの創造に取り組んでいます。 世界中の誰もがDocumentsにアクセスできるようにし、これからも基本機能は無料で提供します。 隠れた料金や広告もなく、無料です。 農村部に住む学生にも、世界で最も人気のあるポップグループのアーティストにも、Documentsを使ってもらいたい、と私たちは考えています。 当社のソフトウェアエンジニアは、どんな些細なことにも全力を注ぎ、誰もが直感的に使えるよう、完璧な製品にするための微調整に全力を注いでいます。

Documentsの基本的な機能は無料ですが、アプリを最大限に活用するための「プレミアムVPN」と高度なスキャナ機能、PDF編集、ファイルの圧縮や変換などのプロ機能が含まれている「Documents Plus」の有償サブスクリプションもご用意しています。

10年という歳月を共に歩んでくださったユーザーの皆様に感謝の意を表し、これからの長い年月を共に歩んでいきたいと思います。 もしよろしければ、皆様のDocuments活用エピソードをお聞かせください。 また、アプリ公式Twitter @DocumentsApp のフォローもよろしくお願い致します。

Documents

ファイルの一元管理

Documentsにファイルを保存して整理し、ファイルを思いのままに操るスーパーパワーを手に入れましょう。


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