Share

RSS

1000日で目標を達成する方法

かつて私は、紙切れや付箋にメモをすることで、自分にとって重要な内容を管理していた時期がありました。 しかし、この方法では、机の上がメモ用紙だらけになってしまい、すぐに散らかってしまいました。 その後、初めての携帯電話を手に入れ、より効率よく一日の計画を立てることができるようになりました。 しかし、最終的にメモ帳から卒業するまでには、Calendars by Readdleのような専用アプリが登場するまで待たなければなりませんでした。 いまだに今後の予定とタスクが詰まったメモ帳を使っている友人たちは、もう私には勝てないのです。 今日、私は自分でコントロールできることがより多くなったので、ストレスが減った、と感じています。

そして昨日、ある記事を読んで、私は圧倒されました...。 「1000日カレンダー」という言葉を聞いたことがありますか? 長期的な視点で成果を上げるために、自分を変える最良の方法として、多くのCEOが活用している時間管理術として紹介されていました。 1000日カレンダーでは、人生を変えるための約3年分の行動を計画します。 Calendarアプリを使うと、なりたい自分になるまでの計画、日々の予定、リマインダーを簡単に配置できます。 一見すると非常に疲れそうな作業ではありますが、 大きな目標を達成するには最適な方法なのです。

クロノトープ

目標設定の方法に関する記事で、クロノトープという言葉が出てくることを想定していなかったかもしれませんが、しばらくお付き合いください。 若い頃、私は人生計画が下手な人間でした。 過去の反省、現在の位置、そして未来の目標を設定することがどうしてもうまくいかなかったのです。 過去の私は、"Life is what happens to you while you are making plans"というジョン・レノンの言葉に従って、生きていくことを好んでいました。

クロノトープの基本的な考え方は、「現在の経験をよりよく管理することで、未来を導くことができる」というものです。 クロノスとは "計測された時間"、トポスとは "空間"を意味します。 つまり、時間と空間は不可分の一体なのです。 さらに噛み砕いていくと、「今の自分の人生を生きながら、3年後の自分の人生を上から見ることができる!」ということなのです。 この考え方は、非常にパワフルなアプローチであると、お分かりいただけたかと思います。

前向きな考え方

カレンダーには、その場にいることと、その場から一歩踏み出して先のこと、この両者の適切なバランスを見つけるために使われます。 カレンダーに、1日の予定、ToDo、ミーティング、知人の誕生日、リマインダーなどの重要な内容を記録していくと、現在と未来のマップになっていきます。 このマップには、いつ、どのようなことがあなたの周りで起こった・起こるのかがわかるのです。 このアプローチは、「メモ用紙」のアプローチよりもずっと効率的です。

先を見据えた計画を立てたり、大きな目標を管理したりするのは簡単ではありません。あなたの「マップ」を常にアップデートし続けるには、カレンダーアプリを使用するのをおすすめします。 そして、すべてのものがつながると、今日と明日の関係性を可視化することができます。 ミハイル・バフチンはクロノトープというテーマについてたくさん書いていますが、私が彼の理論をあまりにも単純化してしまったことに、おそらく腹を立てていることでしょう。 しかし、1人でも多くの人が、現在と過去、そして未来の関係を正しく把握し、数週間で挫折してしまうような新年の抱負や目標を立てないようになり、より計画上手になれば、幸いです。 時間と物事は相互依存関係があり、どちらかが欠けても成功はあり得ません。 

この考え方を毎日の予定管理に取り入れることで、遠く離れた将来で何が達成できるのかを考えてみましょう。

1. 今日のマップを作る

iOSとMacで使えるCalendarsアプリでは、曜日を選んで右上のプラス(+)ボタンをタップするだけで、簡単に予定を追加できます。 また、自然言語入力を利用すれば、「水曜日の午後5時にジェーンに会う」と入力すると、アプリが自動的に予定を作成してくれます。

Calendars for iPhoneなら、外出先ですべての予定をコントロールが出来るため、大きな目標を計画できます。また、ノートパソコンやデスクトップPCで作業することもできるので、集中できる環境で今後の予定とタスクを最適化することもできます。

私は、朝や夕方、誰にも邪魔されない時間帯に予定を立てています。 例えば、マラソンに参加するためにどのような準備が必要なのかを、細部にまで気を配っています。 どこでスニーカーを買うか、いつジムに通うか、などをカレンダーに登録します。 そうすることで、まだ実際にトレーニングを開始していなくても、もう半分くらいマラソンを走り終えている気がしてきます。 MacのCalendarsで大まかな枠を埋めたら、ToDoのタスクはすべてスマホのカレンダーと同期しています。

また、頻繁にやっているが、毎回異なる時間、不定期にやっているアクティビティもあります。 そこで活躍するのが、ショートカット機能です。 ショートカットは、「そうだ、今これをやるための時間がある」と感じたときに、カレンダーの空き枠をタップで埋めていきます。 私は、バレエ教室、外国語レッスン、読書、メールの確認、自宅の掃除など、自分だけのアクティビティリストを作りました。 好きなこと、嫌いだけどやらなければならないこと、すべてをリストに含めています。 あとは、必要なときにショートカット機能を使って、このリストから今日の予定にドラッグ&ドロップでアイテムを配置していきます。 こうすることで、自分の「マップ」(活動履歴)を簡単に作成できるのです。

2. 時間をコントロールする

忘れ物が1つもなく、計画通りに1日の予定をこなせたら素晴らしいと思いませんか。 Calendarsでは、サイドバーのToDoリストからドラッグ&ドロップで、カレンダーにタスクを配置することができます。 まるで、その日の1日のレシピを作るようなものです。

完璧なレシピは、完璧な食材を必要とします。そして、Calendarsでは、この考え方に基づいて、仕事と余暇のバランスをとることができます。 当社のプロダクトマーケティングマネージャーStanは、仕事のタスクとプライベートのタスクを混在させないことを推奨しています。 仕事とプライベートを分けたタスクリストを作成しましょう。 「仕事」リストにはプロジェクトに関するメモ、「家族」リストには家事、「個人」リストには将来の目標をインプットしていきます。

新年にあたり、Stanは今年の抱負などもリストに含めることをおすすめしています。

3. 急がずに計画を立てる

ショートカット機能を使えば、毎日のアクティビティや趣味をワンタップでスケジュールすることができます。 これは、1年間のマラソンに短いスプリントをいくつも加えるのにとても便利な機能で、大きな目標とともに、予定外のタスクを1日にどう組み込むのが最適化なのかがすぐに可視化されるため、計画作りがずっと楽になります。 テトリスゲームを思い出しますね。私が将来の計画を立てるときは、なりたい自分を大きな家に見立てて、1日を小さなレンガとしてイメージしています。

4. カラーある計画立てをしよう

私は、仕事のアクティビティや趣味などを色分けしてカレンダーに表示しています。 例えば、今週のカレンダーに、ピンク色の予定が7つ入っていれば、バレエのレッスンに7回参加する、緑が5つあれば、保護施設でのボランティアに5回行く、などといった具合に、その週にどんな予定があるかが一目瞭然になります。

この先、どんなことが待ち受けているのか、だいたいのことがわかると、「いつ、どこで、何が、どのくらい起こるのか」ということを細かく掘り下げていくことができます。 予定のカラーは、大きな計画を立てるための入り口であり、 今日何をするか、明日をどうするか、それを即座に実現する近道なのです。

アリとキリギリス

遠い昔、古代ギリシアの寓話作家イソップは、「アリとキリギリス」の寓話を書きました。夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはヴァイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。 やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとするが、アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだい?」と食べ物を分けることを拒否しました。

この寓話から得られる道徳的教訓は、今日生きることは大切だが、将来のことをおこたってはならない、だと考えます。 もし、キリギリスがCalendarsのような便利な予定管理アプリを持っていたら、歌を歌うことと冬支度をすることのバランスを取っていたかもしれませんね。 私たちも、より大きな目標に向かってどのようなアクティビティにどれくらいの時間を割くべきかを上手に管理する必要があると思います。 そして、Calendarsのような生産性向上ツールをうまく活用し、今日やりたいことを見失うことなく、今年も大きな飛躍を成し遂げましょう。

期間限定キャンペーン:まだCalendars Proを体験したことがない方は、iPhone、iPad、Macで使える1か月無償トライアルにお申し込みできます。お見逃しなく! Calendars Proがあれば、どんなことでも実現できます。

Calendars PROを入手する


メールマガジンの登録

最新のReaddleニュースをお届けします

登録を押すと、個人情報保護方針に同意することになります。